合同会社が増えている?

今日はあいにくの空模様ですね。
川崎駅の会社設立に強い司法書士:児島です。

会社設立のお手伝いをさせて頂く者として気になる記事を見つけました。
脱・株式会社?「合同会社」急増中 (web  R25)

記事にもありますが、平成23年の合同会社設立件数は9000件を超えました。
このあたりのデータは法務省のHPからご覧頂けます。

有名なところでは西友が平成21年9月に合同会社になりましたが、記事の中では昨年末にトヨタ自動車など9社が共同で合同会社を設立したことや、アップルジャパン株式会社がApple Japan合同会社に合併されたことなどが挙げられています。

合同会社のいちばんのメリットはコスト面です。
当事務所にご依頼頂く場合の金額の違いは以下のとおりです。
株式会社 270,000円(登録免許税、定款認証費用込み)
合同会社 120,000円(登録免許税込み)

大きな違いは、登録免許税(株式会社の場合最低150,000円であるのに対し、合同会社の場合最低60,000円)と、定款認証費用(株式会社の場合52,000円であるのに対し、合同会社の場合は定款認証が不要のため0円)にあります。

自由な組織設計ができる点も魅力ですが、反面、これはリスクでもあります。

実際に自由さが災いして上手くいかなかった合同会社さんからご依頼を頂いたこともあります。完全な1人会社の場合は除いて、合同会社の設立については、専門家にご相談されることをおすすめします。

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